【映画】おおかみこどもの 雨と雪 を観てきました

世間の評判はともかく 自分は監督で映画を選ぶので 「時をかける少女」「サマーウォーズ」と 見てきたので 迷うことなく 都合がついたというか 時間が出来たのと 急に思い立って 観て来ました。
子育てがテーマの映画です

ここからネタばれ全開です 反転させれば読めます
・父親のあまりにもあっけない死 あの死に方はどうなんだ 打ち所が悪かっただけじゃないだろ その前に伏線として花が悪阻で弱っていた時 どう観てもキジみたいな鳥を捕まえてきたけど 都会の真ん中にいるのか……うちの近所には居るけど*1 父親が亡くなったとき荷物を玄関先に置き去りにして 獲物を追いかけたと思うけど 買い物の盗難とかドアに掛けるとか出来なかったのかすごく違和感があった。
・ドンだけ貯金が有ったんだよ アパートに住んで何もせず子育てだけで結構金掛かります
・子供が居るのに ガードも無い電気ストーブは危ないです
・ある寒い朝 後縁で走り回る子供たちを眺めながら田舎行きを決心しますが その時間他に誰も居ないなんておかしい
・ネットでは 女手だけで 屋根の修理は出来ないだろと 言われてますが ……高所恐怖症じゃなければ可能かと
・自分が住んでる田舎はそんなによそよそしく無いです
・畑の土作や畝たてなど 本にも載ってます
・ネットでは 韮崎のじっちゃんが 乗ってるのがKトラじゃないのが違和感があると言ってますが 知り合いでも 同じトラック乗ってる方居られますし ただ気になるのはデフにノンスリが入っているか 否かです これが入っているか否いかで 話が変わってくる
・草平は雪のことを好きなんだろうな 好きな子の気を引くために 無意識のうちに苛めてしまうのはあの年代では良くあること
・雨の不登校に周囲の理解があるのは良かった 都会の子供の不登校とは根本的に違うのだけれど ただ 都会の不登校の子供を持つ 親が映画を見て勘違いしなければ いいと思った 通常不登校は親(家庭)への不信感が無意識の行動に現れたことだから
・嵐の日 鞄が体育館にあるのに 先生方が 児童を探さないのはなぜ
・草平の親への気持ちはもっとドギツク演出して欲しかった 話が違う方向に向いてしまうかもしれないけど
・雨を追いかけて花が遭難するけど 低体温症にならねえのか
・雨は花を運ぶのに 抱いていたけど 普通おんぶだろ それだけ雨には力があるのか
・散々 おおかみの子どもの育てかたに悩んでいたのに あっけなく 巣立っていったような 印象を持つ方が多いようですが 親子間の絶対的信頼感 続っぽい言葉では(親子愛)といいますが それが強固に確立できて居るからこそ 出来ることで うわべだけ見て いるとよくわからないものです
ただ 監督がその点にはっきり意識して 気づいているのか 無意識の所業か その点は監督自身に直接一度聴いてみたい気もする

上映時間中 全く飽きることなく時間がが短く感じ 見終わった後の 感じも もっと詳細な描写が欲しかったなと思いつつも 映画にまとめる以上 これ以上は無理か と思った

*1: